こんにちは。
今日は2021年3月27日にclubhouseで配信した「歯と葉のお話」です。
人間の身体と植物、その名称にはおどろくほど共通点があります…みたいなお話です。
clubhouseで毎日21:50~お話しています。
clubhouseアカウント:古事記スピーカー(よう@ババヒロシ)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
#017 歯と葉の話(2021年3月23日配信)
今日は歯の治療をしてきました。歯医者に行くのは15年ぶりくらい。かなりドキドキしました。
で、突然ですけど人類ってどうやって誕生したか知っていますか?
多分世間一般では猿から進化して…みたいな感じだと思うんですが。猿がだんだん人になっていく…有名なイラストがありますよね。
ところが、古事記の世界では全く異なります。古事記には人のことを青人草と書いています。
草です、草。人は草なんです、古事記の場合。猿からの進化ではないのです。猿が進化して人になるわけあるかーい!っていうスタンス。ちなみに西洋の神話では神様が泥を粘土みたいにコロコロして作ります。
人間は草と同じように大地から生えてきた。これが古事記の世界観。
確かにですね、人と草木って共通点が多いんです。
僕が治療した歯は葉っぱと同じだし、身体の身と木の実の実、新芽の芽と瞳の目、体幹って体の幹ってことだし、匂いを嗅ぐ鼻とフラワーの花。まだまだあると思いますけど、不思議なくらい共通してますよね。
僕の虫歯…あ、2か所あったんですけど、葉っぱを食べるのも虫ですしね。まあ、虫歯の語源には諸説ありますが。腹の虫がおさまらないとか、木と同じように身体にも虫が住んでいるんです。
「彼は根が素直だ」みたいな言い方もしますよね。根が素直。まさに人を草木として観ているわけです。
日本人というのは感覚的に草木と人間の区別がなかったのかもしれません。人も草木も死んだら土に返るもの…みたいな。
あ、ちなみに近年では進化論を否定する研究もあり、今生息する生物の9割が20年万年~10万年前に出現した、なんて研究もあるみたいですね。こっちの方が古事記の世界観に近いかもしれません。
常識は常に変化しますね。進化論で有名なダーウィンもこんなこと言いました。
「生き残るものは変化に対応できるものだ」
有名な名言ですね。
自分の常識もどんどんアップデートして変化し続けたいものです。ちなみにこの言葉…ダーウィンはこんなこと言ってないらしいですよ