こんにちは。
今日は2021年3月22日にclubhouseで配信した「氷川丸の神さまお話」です。
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【氷川丸の神さまお話(2021年3月22日配信)】
土曜日、家族でみなとみらいに行きました。天気が良くて、赤レンガとか山下公園とかぶらぶらしてとても気持ち良かったんです。
山下公園に氷川丸があるじゃないですか?あるんですよ
氷川丸って戦前はシアトルとの航路を繋ぐ貨客船だったんです。日清戦争とか大東亜戦争の時代、戦後は病院船として活躍。
戦地から多くの人をピストン輸送しました。沢山の人を助けました。
その後、北海道航路で食料品や石炭を運び、戦後の食糧難を支えます。毎航、小豆やするめなどの統制品を運ぶ人々で満員状態であったため、新聞に「闇船」と書かれたりもしました。
その後、貨客船として復活して、ニューヨークやシアトルとの航路を繋ぎます。1896年に30歳になり現役を引退。太平洋横断の回数は254回になるそうです。
氷川丸は数々の危機を乗り越えた事から「強運の船」と言われます。危機というのは…
戦時中には、3度の触雷、戦闘機からの銃撃や潜水艦との遭遇…
敗戦後に戦後賠償として差し押さえになりそうなる…
などです。氷川丸はそのすべての危機を乗り越えたのです。
最後の航海の後にも解体してスクラップになる可能性がありましたが、当時の神奈川県知事や横浜市長から青少年の海事海洋思想普及の為にと要請があり、1961年から現在のように山下公園に係留され一般公開される事になりました。
横浜のシンボルの一つ、氷川丸。その名前は、氷川神社から名付けられ、船内の神棚にはもちろん氷川神社の御祭神が祀られています。船内装飾には氷川神社の神紋である「八雲」が用いられています。
今、神棚と言いましたが、ご祭神、誰だかわかりますか?わかりますね?
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はい、スサノオさまです!!度重なる危機を、スサノオ様が護ってくれたのかもしれません。グッときます。
というわけで今日はここで。この後「神社大好き」のルームにお邪魔します。素敵な人が多いので、お時間あるかたはぜひそちらにお立ち寄りください。