古事記スクール

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2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

10/16(日)古事記講義のお知らせ

次回の古事記講義の日程が決まりましたのでお知らせいたします。 この講義は90分で古事記神話の全体像を把握出来るように作られています。 多くの人がつまずく「天地創造」「神様の難しい名前」「世界観」など古事記の壁を簡単に越えてもらえます。ちなみに…

見るなの禁とひとつ火

イザナギは、死んでしまったイザナミに会うため黄泉の国の神殿を訪れました。 イザナギは神殿の外から「迎えに来たから一緒に帰ろう」と大声で呼びかけます。 しかし、イザナミは黄泉の国の食べ物を口にしてしまい、既に黄泉の国の住人になっていました。イ…

呪いのかけ方

黄泉の国まで愛する妻・イザナミを迎えに行ったイザナギですが、イザナミの体は腐乱し恐ろしい姿に変わり果てていました。 その姿に驚き逃げ出すイザナギ。イザナミは恥をかかされたと怒り狂い、黄泉醜女(よもつしこめ)という恐ろしい鬼女や八種の雷神、15…

同じ釜の飯を食う

火の神様を産んだ際、イザナミは火傷を負い死んでします。 夫・イザナギはイザナミを取り戻すべく死の国である「黄泉の国」へ向かいますが、イザナミは既に黄泉の国の食べ物を口にしてしまい、黄泉の国の住人となっていました。 『同じ釜の飯を食う』という…

火の神は恐い???

イザナギ&イザナミの夫婦は、力を合わせてたくさんの神々を産みます。 風の神、土の神、海の神…こうして世界はどんどん豊かに賑やかになっていきます。森羅万象に神が宿るのが日本です。 ところが火の神(ヒノカグヅチ)を生んだ際、イザナミは火傷をしてし…

悲しみも神様

神産みを順調に進めるイザナギ・イザナミの夫婦でしたが、火の神を産んだ際、イザナミは火傷を負い死んでしまいました。 愛する妻の死を悲しんだイザナギの目から、悲しみの涙が流れます。この涙には「ナキサワメ」という女神の名前がついています。 悲しい…

オススメの古事記本①

世の中にはたくさんの古事記本がありますが、僕のイチオシは… 【古事記のものがたり―稗田の阿礼が語るゆかいな「日本の神話」 】https://www.amazon.co.jp/dp/4921153000/ref=cm_sw_r_cp_api_ns43xb51AKEDA です。 僕が初めて読んだのもこの古事記。とても優…

お米の神様

イザナギが神産みを終え、アマテラスに高天原の統治を任せる際に首飾りを渡すのですが… この首飾りを「御頸球(ミクビタマ)」と言い、別名『御倉板拳之神(ミクラタナノカミ)』と言います。 「ミクラタナノカミってなんですか?」と言うと、「御倉に安置す…

おりがみと古事記

昨日、娘のリクエストに応えるため、おりがみで紙飛行機を何体も折りました。 おりがみの起源ですが、古事記を読むと『天の岩戸籠り』で神々がお祭りの準備をする際、紙垂(しめ縄などに垂らすギザギザした階段のような形をした白い紙)の原型となる白丹寸手…

台風スサノオ

今年は台風が多いですね。 スサノオは台風の象徴でもあります。台風は私たちの生活に大変な被害をもたらす災いであると同時に、海をかき混ぜ水温を下げたり、空気をかき混ぜ世界を浄化してくれます。 台風一過の世界、美しいですよね。 スサノオは私たちを疫…

90分で古事記をインストールしませんか?

僕はライフワークとして『古事記講義』を行っています。 『どうすれば短時間で簡単に面白く古事記をお伝えできるのか?』を考えて考えて、60コマのイラストだらけの古事記を描きました。 このテキストを使い、90分で古事記の解説をおこなっています。 現代を…

笑いの神

昨日、友人からLINEで「日本に笑いの神っているの?」と問い合わせ?がありました。 僕の答えは「アメノウズメ」。 (別に福の神とか恵比寿様とかお笑いタレントの◯◯さんとか…答えは色々あると思います) 弟・スサノオの暴挙にショックを受けた太陽の女神・…

ムスヒの神様

古事記では物語の冒頭である"天地創造"の段階で次々と宇宙の神様(この世の成り立ちを支えるエネルギー)が誕生します。 この世の中心を成す ①アメノミナカヌシ に続き ②カミムスヒ ③タカミムスヒ という"ムスヒ"の神様が誕生します。 ムスヒとは"結び"のこ…

ヒルコの誕生は男尊女卑???

ドロドロの地上を固めたイザナギとイザナギは、そのまま地上に降りていき、力を合わせて神産み(世の中を豊かにするため、海や風の神など様々な神を生みだします。森羅万象に神が宿るのが日本です)をおこなうのですが、最初に生まれた神は【ヒルコ】と呼ば…

簡単!古事記の冒頭解説

天地開闢ののち、澄んだ宇宙とドロドロの地上の間から、続々と神様が誕生します。 ここで難しい名前の神様がたくさん登場しますが、これを覚えようとするとなかなか難しいです。 要するに… 『この世を成り立たせるエネルギー(宇宙の神々たち)が発生し、そ…

古事記をオススメする理由

僕は幼少の頃から、自信がなく将来の展望というものも全く持てませんでした。 「将来なにになりたいの?」と聞かれたり、学校の作文で「将来の夢」を書かなきゃいけない時などは本当に苦痛でした。 大学なんてとてもいけないだろうし、結婚なんて到底無理だ…

神様の名前

古事記を挫折してしまう1番の理由にあげられるのが「神様の名前が覚えられない」ではないでしょうか? 実際、「古事記は興味あるんだけど神様の名前が…」という声をよく耳にします。 ところが、古事記に出てくる多くの神様は「一度しか出てきません」(しか…

古事記ワールドマップ

古事記は主に3つの舞台で物語が展開します。 ①天界→高天原(天つ国) ②地上→中つ国 ③黄泉&根の国→死の国 です。 厳密に言うと3つに分かれているわけではないのですが、便宜的に3つの世界に整理して読み進めると理解が格段に進むと思います。 よう

天地開闢(てんちかいびゃく)

古事記のスタートの「天地開闢」。 これがとってもわかりづらい。多くの人が最初に直面する古事記の壁かもしれません。 僕は天地開闢を【味噌汁】と説明しています。 味噌汁をかき混ぜたようなモヤモヤ、グルグルしたところから世界がスタートします。 そし…

はじめまして

はじめまして。 日本の神話・古事記を楽しく簡単にお伝えする活動をしています。 僕は古事記を知り、とっても楽になり、幸せなを感じやすくなりました。だから一見難解な古事記の壁を低くしあるいは取り除き、わかりやすくお伝えしたいと思っています。 古事…