おはようございます。
暑い毎日が続いていますが、皆さまお元気でしょうか?
今日から少しずつ、ブログを書いていきたいと思います。
といっても、週一くらいのゆるゆるペースになりそうですが・・・
どうぞ気長にお付き合いくださいませ。
~これまでのお話~
高天原のアマテラスは、美しく発展した中つ国の統治を息子に任せたいと考えました。国を賭け高天原のタケミカヅチとオオクニヌシの息子タケミナカタは勝負しました。力は互角でしたが、術で上回るタケミカヅチの前に屈したタケミナカタは首を刎ねるよういいました。しかし、タケミカヅチはタケミナカタを同志と呼び、共に素晴らしい国を造ろうと語り掛けました。心打たれたタケミナカタは、諏訪に残りこの土地を日本一にしてみせると約束しました。タケミカヅチはタケミナカタに別れを告げ出雲へ戻りました。
タケミナカタに別れを告げたタケミカヅチは、トリフネの背中に乗り出雲まで戻りました。
そしてオオクニヌシに伝えました。
彼は諏訪の地に留まり、諏訪の発展に力を注ぐと申された。
オレはけっして彼のことを忘れることはないだろう。」
オオクニヌシは答えました。
「ふふふ。タケミナカタは強情なところはありますが、純粋な心を持っているのです。
タケミナカタが諏訪の神に…。きっと立派に国をまとめることでしょう。」
オオクニヌシは続けました。
「これで『国譲り』に反対するものはいなくなりましたな。
タケミカヅチ殿、一つお願いがあるのですが。」
タケミカヅチはたずねました。
「ん?何でしょうか?」
オオクニヌシは続けました。
「この国の統治は快くアマテラス様の御子息にお譲りいたします。
ただ、私の住まいとして高天原に届くほど立派な宮殿を建てていただけないでしょう
か?」
よう