タケミカヅチ、高天原に戻る
~これまでのお話~
無事に「国譲り」を終え、オオクニヌシは新しい新居である出雲大社の奥へと鎮まりました。出雲大社の祭祀はアメノホヒが任されることになりました。
オオクニヌシに別れを告げたタケミカヅチは、アメノホヒに言いました。
「ホヒ殿。オレは一度高天原に戻り、アマテラス様に国譲りが完了した旨をお伝えしてくる」
ホヒは答えました。
「わかりました」
タケミカヅチは、トリフネに言いました。
「さぁ、トリフネ。高天原に戻ろう。今回もよろしく頼むよ」
トリフネは答えました。
「アイアイサ―」
トリフネは超スピードで高天原に戻りました。
「ありがとう、トリフネ。さぁアマテラス様に報告しに行こう」
タケミカヅチは休む間もなくアマテラスの元へ向かいました。
アマテラスはタケミカヅチの姿に気づき言いました。
「あら!!タケミカヅチ!!
戻ったのね。本当にお疲れ様でした」
アマテラスの隣には、二人の男神の姿がありました。
「あっ!!お前たちは・・・・」
タケミカヅチは少し驚いた様子でした。
よう