~これまでのお話~
高天原のアマテラスは、美しく発展した中つ国の統治を息子に任せたいと考えました。国を賭け高天原のタケミカヅチとオオクニヌシの息子タケミナカタは勝負しました。力は互角でしたが、術で上回るタケミカヅチの前に屈したタケミナカタは首を刎ねるよういいました。しかし、タケミカヅチはタケミナカタを同志と呼び、共に素晴らしい国を造ろうと語り掛けました。
「タケミカヅチ殿・・・
オレは武術だけでなく、
男としてあなたに遠く及ばないようだ」
さらに続けました。
「なぜ親父(オオクニヌシ)やコトシロヌシが国譲りに同意したのか・・・
今ならよくわかる」
タケミカヅチは言いました。
「タケミナカタ殿、では国譲りに同意してくれるのだな?」
タケミナカタは答えました。
「もちろんです。
オレの考えが浅はかだった。。。
知らず知らずのうちに、自分の小さな考えに凝り固まっていたようだ。
まったく、恥ずかしいかぎりだ。。。」
タケミカヅチは言いました。
「そんなことはない。
あなたのこの国への想いは、誰よりも強い。
オレはあなたのような男がいることに心から感動した。
あなたに出会えて本当に良かった」
タケミナカタは言いました。
「タケミカヅチ殿。
オレはこの諏訪であなたに殺されていた身だ。
今後はこの土地から一歩も出ることなく、
諏訪のために命を懸けて働こう。
そして諏訪を素晴らしい土地にしてみせる!!
中つ国一の土地にしてみせる!!
もう出雲に戻ることもないだろう。
どうか親父たちによろしく伝えて欲しい」
タケミカヅチは答えました。
「そうか。
ではオオクニヌシ殿にはそのように伝えておこう。
この諏訪の土地からどんな武勇伝が聞こえてくるのか、
オレも楽しみにしておこう!!」
ミナちゃんかっこいい!!
よう
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