こんにちは。
今日は2021年3月10日に配信した「国は滅びる」というお話です。
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【＃005 国は滅びる（2021年3月10日配信）】
こんばんは。今日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
寝る前に3分だけ古事記や古事記っぽい話をしています。今日で5日目です。
今日は「国は滅びる」というお話です。ちょっと過激なタイトルですね。
「国が亡びる」というイメージってしづらいかもしれませんが、国って意外と簡単に滅びるんですね。
もう10年くらい前になると思いますが、吉田一郎さんが書いた「消滅した国々」という本があってですね、それによると戦後、消滅した国の数は183に上るそうです。
183です。10年前なので、今はもっと増えていると思います。ちなみにオオクニヌシの子供は180人です。オオクニヌシの子供より多い。
183の国が滅んだといいますが、ま、建国してすぐ滅んで…みたいな建国と滅亡がセットみたいな国や小さな民族も含めてなんですが。それでも183って多いですよね。有名なところだと、ソ連、とかユーゴスラビアとか、もうないですからね。
一応言っておきますけど、世界一歴史の長い国は日本ですからね。
中国4000年の歴史って、あれはカップラーメンかなんかのCMでしたかね？中国の人は5000年っていうのがメジャーみたいです？最近は6000年って言ってるらしいですが（ホントは建国して60年ちょっとですけどね、中国）
あ、ちょっとほかの国のことを言うのはやめておきましょう。
日本はね、初代の神武天皇が即位して以来、現在の126代・今上陛下（きんじょうへいか）まで同じ王朝が続いているわけです。詳しい話は端折りますが、日本は2000年前から日本なんです。
さかのぼると神話まで、イザナギ・イザナミまで、行くわけです。古事記の世界が現在進行中なんです。
神話から問い切れてない国なんですよ？すごくないですか？
伊勢の神宮でね、2000年前と同じ祈りがおこなわれているんです、今でも。これって「世界の奇跡」なんです。こんな国、ほかにないんです。
でも、残念なことにこのことをほとんどの日本人が知りません。
僕も古事記に触れる前は
「は？別にいいんじゃね、日本なくなっても？平成とか令和とかめんどうじゃね？」
「北斗の拳だって昭和XX年とか言わないよ。199X年だよ？」
って思ってたクチなんです。ホントになにも知りませんでしたね（穴があったら入りたい）。
わかってる人はもう現在の日本が風前の灯火だってことを知っています。滅亡寸前です。このまま滅びるか、はたまた日本人が目覚めるのか…瀬戸際です。
でですね、国が亡びる理由なんですが、
「対外的な理由で滅びることは少ない」
と言われています。
政治が乱れそこに災害とか他国の侵攻とか、対外的な理由が乗っかてきて滅びることがほとんどです。
だから大切なのは、まず僕たちが日本のことを知ること。僕だったら古事記を伝えること。そこが一番大事だと思っています。
日本を途切れさせたくないじゃないですか？一度失ったら、もう取り戻せませんからね。2000年の積み重ねは、お金の問題じゃないです。
あ、もうとっくに3分過ぎましたね。
寝る前に怖い気持ちになってしまっていたらすみません。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
