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#004 科学と神話(2021年3月9日)

こんにちは。

 

今日は3月9日に配信した「科学と神話」というお話です。

科学の「科」という字の意味についてなど触れています。

 

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こんばんは。本日もお越しいただきありがとうとうざいます。

寝る前に3分だけ古事記や古事記っぽい話をしています。

 

今日は科学と神話のお話です。

今の科学ってすごいですよね。僕が社会人になりたてのころは、携帯が普及しだした頃だったと思います。

 

はじめて持った携帯は「Jphone」でした。Jphoneって知ってますか?

 

その後、PHSも持ちましたが、当時、携帯とPHSの相互通話は出来ませんでしたね。

 

当時はまだ、何か調べ物があるときには図書館に行って…って感じだったと思います。それから数十年。今やスマホでなんでもできますよね。

 

でですね、僕は8年くらい前に神社ツアーをやっていたんです。マイクロバスの会社に連絡し、バスを手配し、下見して、告知して…よくやっていたなあ、と思いますね。

 

その頃に比べ、今、神社に行くと参拝している人のレベルが高い。当時はお手水を飲んでる人が結構いましたけど、最近はそういう人を見ません(ま、僕の主観なんで実際はわかりませんが)。

 

話を戻しますが、科学の「科」というのは、左がノギヘンですね。これは稲穂のことです。右が斗、つまりマスです。お米をマスで分けるという意味なんですね(ちなみに稲穂を抱え込んでるサマを現したのが「私」という字です)。

 

つまり科学というのは分ける学問なんです。学校もそうですね。算数とか英語とか科目ごとに分けて学びます。そのほうが学びやすいですからね。分けることが悪いわけではありません。

 

病院もそうですね。耳鼻科とか内科とか脳神経外科とか、それぞれ専門の先生がいるわけです。今、科学が進んでますからね。風邪を引いたら病院に行って薬をもらって…ってのが一般的ですよね。

 

でも、昔はそうじゃなかったはずです。今ならなんてことない病気でも命に関わりました。その頃って、もう祈るしかないんですよね。今もそうですよね、本当にどうしようもないことってたくさんあります。そういうとき、祈りますよね。

 

さっきちょっと参拝の仕方のレベルがあがった気がするって言ったんですけど、全体的に神社リテラシーが上がってる気がします。

 

「進み過ぎた科学の揺り戻しがおこってるのかな?」って僕なんかは思ってるんです。

 

科学が分けていくのに対し、神話というのは全てがひとつであることを語ります。古事記を読むと、自分が世界の一員だと実感できます。

 

科学が進んで分けて分けて、そういうことが進みすぎたんで、逆に繋がりを持ちたいとか、疲れちゃったというか、ホッとしたいとかね…みんなんとなく本能で感じてるのかなって、そんな風に思ってます。言ってること伝わってますかね?