~ハイブリッド古事記~コジキノキジ

日本の神話・古事記を中心に神様のことなどをシンプルに書いています。風土紀や地方の伝承などを盛り込んだハイブリッドな古事記です。

国譲りの完了、さらばオオクニヌシ。

~これまでのお話~

 

 国譲りに同意したオオクニヌシの住まいとして、天高くそびえる出雲大社が建てられました。こうして国譲りは平和的におこなわれました。オオクニヌシタケミカヅチを立派な料理でもてなしました。

 

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平和的に国譲りが行われた後、オオクニヌシは立派な料理でタケミカヅチをもてなしました。

 

オオクニヌシタケミカヅチは、心を開いて語らいました。

 

タケミカヅチは、この豊かな中つ国を作り上げたオオクニヌシを称え、今後も中つ国の文化や伝統を大切にすると話しました。

 

オオクニヌシは、見えない世界からこの国の繁栄を祈り続けることを約束しました。

 

オオクニヌシは言いました。

 

タケミカヅチ殿。名残惜しいが、そろそろお開きとしましょう」

 

そして、

 

アメノホヒ、近くへ来てくれ」

 

オオクニヌシアメノホヒを呼びました。

 

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アメノホヒは、アマテラスの息子です。

使者の一人として中つ国に送られましたが、中つ国に居ついてしまいました。

 

「ホヒよ。私はこの宮殿(出雲大社)に身を隠し、この中つ国の繁栄を祈り続けよう。

 

 今後は、お前がこの出雲大社の祭祀を取りまとめて欲しい。

 

 頼んだぞ!!」

 

アメノホヒは力強く頷きました。

 

続けてオオクニヌシタケミカヅチに言いました。

 

タケミカヅチ殿。私の180人の息子は全てコトシロヌシに従います。

 

 しかし、中には「国譲り」を快く思わない者もいるかもしれません。

 

 くれぐれも太陽の御子のこと、よろしくお願いします」

 

タケミカヅチはそれを聞き、タケミナカタの言葉を思い出し呟きました。

 

「確か、アメノカガセオ・・・」

 

オオクニヌシは別れを告げると、出雲大社の奥へと鎮まりました。

 

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よう