古事記スクール

日本人のOS古事記を全ての日本人に!! 小説、イラスト…カジュアルに古事記を広めます!講座や資料提供のご相談などお気軽にご連絡ください!!

恋をとめないで

~これまでのお話~

 

海の神の娘・トヨタマビメは、門前に現れたヤマサチヒコに会う為、現場に向かいました

  

kojikista88.hatenablog.com

 

化粧を直し勝負服をまとったトヨタマビメが侍女の所に戻ってきました

 

「さぁ、いくらよ~(いくわよ~)」

 

侍女はトヨタマビメを見て言いました

 

トヨタマビメ様、本気ですね!!」

 

トヨタマビメは自信ありげに言いました

 

「もちろんよ!!

 

 メイクは決めたし、髪も染め直したわ

 

 何気にカラコンも入れたわよ!!」

 

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侍女は何度も頷きながら言いました

 

「きゃわいい、きゃわいいです

 

 お美しい!!お美しすぎますわ~!!

 

  さぁ行きましょう!!」

 

 

バタバタバタバタ!!

 

二人は宮殿の外へ向かいました

その頃、、、

 

ヤマサチヒコは退屈そうにしていました

 

「あの娘、戻ってこないなぁ・・・

 

 海の神まで話が届かなかったのかなぁ・・・」

 

ヤマサチヒコはこの後どうしたものかと考え始めました

 

その時のことです

 

ギギギギ―

 

玄関のドアの開く音がしました

 

「おおう、、、

 

 ドアが開いた・・・」

 

ヤマサチヒコは慌ててにポーズを決めました

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玄関を出たトヨタマビメすぐに桂の木に近づきました

 

そして、木の上でポーズを決めるヤマサチヒコを見つめました

 

二人の目が合います

 

ズッキューン!!

 

(なんて、

 

 なんてステキな

 

 男性なの!!)

 

トヨタマビメは一瞬にしてヤマサチヒコに心を奪われてしまいました

 

 

よう

 

 

古事記講座のお知らせ

8/19(日)古事記×原宿

 

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【この夏はライバルに差をつけろ!?(なんじゃそりゃ…)】

 

急ですが、原宿で古事記スクールを開講します( ..)φメモメモ


古事記は「日本人のトリセツ」です。知らないと人生を棒に振ります???

 
今回は、大好きなタタンカ村での少人数クラスを企画しました。

 
68コマのイラストだらけのテキストを使い、古事記の神話部分をあなたにインストールします!!

 
多くの人がつまずく天地創造も1分で楽々クリアします!!
とにかく楽しく笑いながら学びます。超初心者も大歓迎。

 
古事記って興味あるけど難しそう…そんな方には特にオススメします!!

 

古事記を知ると、

 
◾︎「日本とはどんな国なのか」を外国の方や我が子に伝えられるようになります。

 
◾︎神社参りがより楽しくなります。

 
◾︎きっと日本人で良かったと心から思えるようになります。

 
◾︎自分のルーツがわかります。

 

※この講義は一度だけ受けていただければ大丈夫です。その後のアドバンスコースへの勧誘や商材の販売は一切ありません(笑)

 

古事記スクール×原宿】


日時:8/19(日)9:30〜12:30

 
会場:原宿GOKU(原宿駅より徒歩約5分)

 
定員:6名

 
会費:5,000円(タタンカ村会員:4,000円)

 
タタンカ村についてはこちらをご覧ください→http://www.tatanka-village.net/

 

お申込み・お問い合わせ:messengerかメールでお願いします。

メール:umi.hitsuji88★gmail.com

(★を@に変えてご連絡ください)

 

 

★講師プロフィール★

馬場洋(ばばひろし)

昭和49年3月21日、神奈川県で生まれる。

幼少期より劣等感を抱え、未来の展望を描けないまま大人になる。自分を変えるために資格を取得したり、高額なセミナーにいくつも通ったりしたが成果はなかったという。

ところが『古事記』と出会い、関連書籍をむさぼり読んで自分なりに消化できたとき、パラダイムシフトが起きた。以降「古事記を広めることは世の中を良くすることだ」との信念を得て、ブログ執筆や講演活動を開始する。

【活動履歴】

東京都内を中心に神奈川県、埼玉県、静岡県等で講演。平成29年には岡山や大阪など西日本にも進出。『古事記』講義のほか、「諏訪信仰」「鹿島信仰」「蝦夷」などにテーマを絞ったスポットセミナーも開催。企業研修やコラボレーションイベントなど多方面で活躍中。平成30年春から、「よみうりカルチャー柏」で古事記の連続講義を開講している。

 

巻き込みのトヨタマビメ

~これまでのお話~

 

ヤマサチはウミサチの釣り針を探しに海の宮殿までやってきました。

 

 

kojikista88.hatenablog.com

 

その頃・・・

 

海の神の娘・トヨタマビメは手慣れた手つきでタブレット端末をいじっていました

 

「ああ、どこかにイイ男はいないかしらね~」

 

トヨタマビメは結婚適齢期を迎えていましたが、海の宮殿に住んでいるためなかなか素敵な男性との出会いがありませんでした

 

「この婚活パーティ魅力的だわ~♪

 

 でも場所が出雲なのよね~

 

 出雲には行けないわよ~、遠くて・・・

 

 とりあえず、ほどん(保存)っと」

 

トヨタマビメは「はぁ~」とため息をつくと言いました

 

「素敵な男性が突然現れたりしないものかしらね~

 

 この世界の男は魚顔ばかりで私のタイプじゃないわ~

 

 もっとこう・・・

 

 山の男!!みたいな・・・

 

 でもここ、海の底ですもんね~

 

 そんな男性に出会えるわけないわよね~」

 

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バタバタバタバタ!!

 

トヨタマビメさま~」

 

そこに激しい足音とともにトヨタマビメの侍女が現れました

 

「こらこらこら~

 

 レディがバタバタと走るんじゃありませんYO~

 

 あなた、婚期が遅れるわよ」

 

侍女は言いました

 

「あ、申し訳ありません」

 

トヨタマビメは言いました

 

「で、何かあったの?」

 

侍女は言いました

 

「た、大変です、トヨタマビメ様

 

 宮殿の前に立つ桂の木の上にイケメンが来ています

 

 しかも、これを見てください!!」

 

侍女は底に玉の張り付いた器を見せました

 

「接着剤じゃあるまいし・・・

 

 こんな芸に興味はないけれど・・・

 

 男には興味があるわ!!

 

 イイ男だったら巻き込み巻き込み

 

 いっきに結婚に巻き込むわよ!!

 

 すぐにお会いにならなくては!!」

 

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侍女はトヨタマビメの手を取り言いました

 

「行きましょう、トヨタマビメ様!!」

 

バタバタバタバタ!!

 

二人は急いで、ヤマサチの元へ向かいました

 

ところが、、、

 

「あ、ちょっと待って!!」

 

トヨタマビメは言いました

 

侍女は不思議そうに聞きました

 

「どうされました???」

 

トヨタマビメは言いました

 

「お化粧直さないと・・・

 

 お洋服も変えようかしら・・・ぽっ」

 

 

よう

ヤマサチの一発芸

~これまでのお話~

 

ヤマサチは小舟に乗り、海の宮殿に辿り着きました

 

kojikista88.hatenablog.com

 

ヤマサチが塩土の翁のアドヴァイス通り、桂の木に登って時間をつぶしていると、宮殿から一人の娘が出てきました。娘は井戸に水を汲みに来たようです。

 

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「フフフ、来たぞ」

 

ヤマサチは姿勢を正し、斜に構えカッコをつけました

 

娘が井戸の水を汲もうとすると、水面にイケメンが映っていました

 

娘は上を見上げると、ヤマサチの存在に気づきました

 

「あら?あなた様は?

 

 そんなところで何をなさっているのですか???

 

 なぜ木登りを???」

 

ヤマサチは言いました

 

「あ、ちょっとわけがありまして・・・

 

塩土のジジイめ~っ

 

 恥かいちゃったじゃんかよ・・・)

 

 ところでお嬢さん、水を一杯いただけませんか?」

 

娘はニコリと笑うと

 

「いいですよ

 

 はい、どうぞ♪」

 

と言い、水の入った美しい器をヤマサチに渡しました

 

ヤマサチは首に掛けた玉飾りを外し、それを口に含むと器の中に吐き出しました

 

「ペッ」

 

そして、器を娘に返しました

 

器を見た娘は驚きました

 

「こ、これは?」

 

ヤマサチは答えました

 

「ハンドパワーです!!

 

 もとい、イリュージョンです」

 

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ヤマサチの吐き出した玉は、器の底にピタリと張り付き取れなくなっていたのです

 

娘はその器を持ったまま、小走りで宮殿の中に戻って行きました

 

よう

 

 

8/19(日)古事記×原宿

 

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【この夏はライバルに差をつけろ!?(なんじゃそりゃ…)】

 

急ですが、原宿で古事記スクールを開講します( ..)φメモメモ


古事記は「日本人のトリセツ」です。知らないと人生を棒に振ります???

 
今回は、大好きなタタンカ村での少人数クラスを企画しました。

 
68コマのイラストだらけのテキストを使い、古事記の神話部分をあなたにインストールします!!

 
多くの人がつまずく天地創造も1分で楽々クリアします!!
とにかく楽しく笑いながら学びます。超初心者も大歓迎。

 
古事記って興味あるけど難しそう…そんな方には特にオススメします!!

 

古事記を知ると、

 
◾︎「日本とはどんな国なのか」を外国の方や我が子に伝えられるようになります。

 
◾︎神社参りがより楽しくなります。

 
◾︎きっと日本人で良かったと心から思えるようになります。

 
◾︎自分のルーツがわかります。

 

※この講義は一度だけ受けていただければ大丈夫です。その後のアドバンスコースへの勧誘や商材の販売は一切ありません(笑)

 

古事記スクール×原宿】


日時:8/19(日)9:30〜12:30

 
会場:原宿GOKU(原宿駅より徒歩約5分)

 
定員:6名

 
会費:5,000円(タタンカ村会員:4,000円)

 
タタンカ村についてはこちらをご覧ください→http://www.tatanka-village.net/

 

お申込み・お問い合わせ:messengerかメールでお願いします。

メール:umi.hitsuji88★gmail.com

(★を@に変えてご連絡ください)

 

 

★講師プロフィール★

馬場洋(ばばひろし)

昭和49年3月21日、神奈川県で生まれる。

幼少期より劣等感を抱え、未来の展望を描けないまま大人になる。自分を変えるために資格を取得したり、高額なセミナーにいくつも通ったりしたが成果はなかったという。

ところが『古事記』と出会い、関連書籍をむさぼり読んで自分なりに消化できたとき、パラダイムシフトが起きた。以降「古事記を広めることは世の中を良くすることだ」との信念を得て、ブログ執筆や講演活動を開始する。

【活動履歴】

東京都内を中心に神奈川県、埼玉県、静岡県等で講演。平成29年には岡山や大阪など西日本にも進出。『古事記』講義のほか、「諏訪信仰」「鹿島信仰」「蝦夷」などにテーマを絞ったスポットセミナーも開催。企業研修やコラボレーションイベントなど多方面で活躍中。平成30年春から、「よみうりカルチャー柏」で古事記の連続講義を開講している。

 

 

ヤマサチ、海の宮殿に着く

~これまでのお話~

 

塩土の翁はヤマサチのために小舟を作ってくれました。ヤマサチは小舟に乗り込み海の宮殿に向かいました

 

kojikista88.hatenablog.com

  

「海の中へ~♬

 海の中へ~♪

 行ってみたいと思いませんかぁ?

 ウフッフ~♪

 ウフッフ~♬」

 

ヤマサチを乗せた小舟は、グイグイと進んでいきました。

 

どのくらいの時間が経過したのでしょうか???

 

あるところで小舟は停止しました。

 

ヤマサチが潜望鏡を覗くと、そこには立派で華やかな宮殿がありました。

 

「おお!!海の中にこんな立派な宮殿があるとは!!」

 

大興奮のヤマサチはハッチを開け、小舟を降りました。

 

宮殿の入り口には井戸があり、その横には桂の木が生えていました

 

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「そういえば・・・

 

 塩土の翁さんが

 

『桂の木に登って待つように』

 

 って言ってたなぁ

 

 よし!!」

 

ヤマサチは桂の木に登り、誰かが来るのを待ちました

しばらくすると、宮殿の扉が開き一人の娘が出てきました

 

 

よう

 

ーーーーーーーーーーーーーここからは宣伝ですーーーーーーーーーーーーーーー

次は和歌山だ!!

【ようさんと古事記 in 紀伊国
 
9月に和歌山で古事記をさせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします!!
 
日時: 平成30年9月2日
費用: 3,500円 (テキスト代,茶菓子代込)
中学生以下は無料
定員: 40名程度
※駐車スペースが限られております。できるだけ お
乗合せでお越しください。 また、電車でお越し頂
く方向けに 送迎サービスも考えておりま
す。詳しくは お申込後に ご連絡いたします
申込方法: Facebookのイベントページの参加をクリック、あるいはメールにて
ご連絡ください。 後日、詳細、
お支払い方法をご連絡いたします。
 
⏰タイムスケジュール ⏰
 
13:00〜講座
途中 お茶🍵&交流タイムあります
16:30頃終了予定
 
★講師プロフィール★
 
馬場洋(ばばひろし、通称「ようさん」)
昭和49年3月21日、神奈川県で生まれる。
幼少期より劣等感を抱え、未来の展望を描けないまま大人になる。自分を変えるために資格を取得したり、高額なセミナーにいくつも通ったりしたが成果はなかったという。
ところが『古事記』と出会い、関連書籍をむさぼり読んで自分なりに消化できたとき、パラダイムシフトが起きた。以降「古事記を広めることは世の中を良くすることだ」との信念を得て、ブログ執筆や講演活動を開始する。
【活動履歴】
東京都内を中心に神奈川県、埼玉県、静岡県等で講演。平成29年には岡山や大阪など西日本にも進出。『古事記』講義のほか、「諏訪信仰」「鹿島信仰」「蝦夷」などにテーマを絞ったスポットセミナーも開催。企業研修やコラボレーションイベントなど多方面で活躍中。平成30年春から、「よみうりカルチャー柏」で古事記の連続講義を開講している。
 
 
主催:ようさんと古事記 in 紀伊国 実行委員会
共催:日本会議和歌山
お問合せ先:umi.hitsuji88★gmail.com

★を@に変えてメールしてください

 

 

第二弾!!

イラストでわかる古事記スクール@新宿

 

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前回満席となった講座の第二弾です。

68コマのイラストだらけのテキストを使いたった90分で【日本人のトリセツ】古事記をあなたにインストール!!

多くの人がつまづく天地創造も1分でクリア!!

 

目からウロコの連続!!ジェットコースターのような90分!!

 

「日本人に生まれて良かった――――ッ!!」

 

って、心の底から思えるようになりますよ(^▽^)/

 

日時:平成30年10月21日(日)14:00~18:00

(※90分と書いてありますがたっぷり時間をとった拡大版をお届けします)

(※前回よりさらに1時間延長のパワーアップ版です)

 

場所:新宿のカフェ会議室(詳細は参加者に個別にお知らせします)

 

定員:10名

 

料金:5,000円(1ドリング、テキスト費込)

※今回より1ドリンク込みの料金になりました

※お子様連れの場合、中学生までは3,000円

 

お申込み・お問い合わせ

umi.hitsuji88★gmail.com

★を@に変えてメールしてください

 

 

 

主催:安西光

アドラー流男女をつなぐカウンセラー安西光のブログ【ひかりあまねし】

 

講師:馬場 洋

 

 

1~7話まで放映中!!

古事記スクールチャンネル

平成30年6月17日におこなわれた「京都古事記スクール」の一部がYouTubeにアップされました(*ノωノ)

是非ご覧くださ~い(o^―^o)ニコ


第一話 古事記との出会い

 

古事記講座のお申込み・お問い合わせは

umi.hitsuji88★gmail.com

までお願いします。

(★を@に変えてください)

 

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がんばろうぜ!日本!!

 

馬場 洋

ヤマサチ、海の中へ

~これまでのお話~

兄・ウミサチの釣り針を無くし困っていたヤマサチの前に、塩土の翁が現れ海の宮殿に向かう小舟を作ってくれました

 

 

kojikista88.hatenablog.com

 

ヤマサチは塩土の翁の作った小舟を前に言いました

 

「か、かっこいい~

 

 でも、オレ・・・

 

 運転できるかなぁ・・・

 

 なにせ原付の免許すら持っていないので・・・」

 

塩土の翁は言いました

 

「ほっほっほっ、安心してください

 

 この小舟には最新の

 

 『自動運転システムが登載』

 

 されています

 

 乗り込めば海の神の宮殿まで連れて行ってくれますよ」

 

ヤマサチは喜びました

 

「おお、それは至れり尽くせりですなぁ

 

 塩土の翁さん、ありがとうございます

 

 さっそく行ってまいります」

 

塩土の翁は答えました

 

「なになに、お安い御用ですよ

 

 もう出発されますか

 

 海の宮殿の玄関前に井戸があります

 

 その井戸のすぐ横には桂の木が生えています

 

 海の宮殿に着いたら、桂の木に昇ってください

 

 海の神の娘があなた様を見つけてくれるでしょう

 

 それではお気をつけて」

 

ヤマサチは小舟に乗り込むと、海の宮殿に向かい出発しました

 

「むむぐぐ・・・

 

 乗り心地はイマイチだな・・・

 

 まぁ贅沢は言えないよな・・・」

 

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小舟の中は思いのほか狭かったのですが、

 

元気よくグイグイと進んでいきました