~これまでのお話~
海の宮殿に向かったヤマサチヒコは、海の神・オオワタツミに会いました
オオワタツミはヤマサチヒコを日の御子と見抜き、盛大に迎え入れました
「と、その前に・・・
トヨタマビメ、なんて格好をしているんだ・・・
着替えてきなさい」
「はーい、お父様」
そう答えたトヨタマビメは、一度姿を消し、派手なメイクを落として戻ってきました
トヨタマビメを見たヤマサチヒコはびっくりしました
「!!
めっちゃかわいい!!」
ヤマサチヒコとトヨタマビメはお互いに惹かれ合いました
オオワタツミは言いました
「さぁ皆のモノ!!
日の神の御子ヤマサチヒコ殿を盛大にお迎えするのだー」
こうしてパーティーが始まりました
ヤマサチヒコとトヨタマビメは片時も離れることなく、語り合いました
それの姿を見たオオワタツミは思いました
「ふふふ
ヤマサチヒコ殿が娘を気に入ってくれたら・・・
これ以上のお相手はいないな」
オオワタツミは思い切ってヤマサチヒコに訊ねました
「日の神の御子様
どうやら娘はあなたにぞっこんのようだ
どうでしょう、娘をもらっていただけませんか?」
突然のことにトヨタマビメは動揺しました
「ちょ、ちょっとお父様!!」
しかし、トヨタマビメはどことなく嬉しそうです
ヤマサチヒコは答えました
「もちろん、喜んで!!
いや、私からお願いします
娘さんを私にください、お義父さん」
オオワタツミは嬉しそうに頷き、トヨタマビメは頬を赤らめました
こうしてヤマサチヒコとトヨタマビメは結ばれたのでした、ちゃんちゃん🎶
よう