~これまでのお話~
美しく賑やかに発展した中つ国の統治を、高天原にいるアマテラスは息子のオシホミミに任せたいと考えました。八百万の神々の話し合いの末、中つ国へアメノホヒを送りましたが、オオクニヌシに懐柔された挙句、中つ国に家庭を持ち居ついてしまいました。そこで、次の使者としてアメノワカヒコが送られましたが、オオクニヌシは宴会を開き、ワカヒコはオオクニヌシにペースを握られてしまいました。
オオクニヌシに、中つ国(なかつくに:地上世界)の統治権を高天原に譲るよう伝えにやってきたワカヒコ。
しかし、オオクニヌシはワカヒコの出鼻をくじくように歓迎の宴会を始めました。
すっかりオオクニヌシにペースを握られたワカヒコは、何も言い出せずにいました。
オオ「さぁさぁ、ワカヒコ殿。遠慮はいりません。じゃんじゃん飲んでください。」
ワカヒコはヤケ気味になり、ジョッキのお酒を一気に飲み干しました。
ぷはぁ~
オオ「おお、イケますね!そうだ、私の娘にお酌をさせましょう。これこれ~、下照比売(したてるひめ)ちょっとこちらへ来なさい。」
「は~い、お父様。」
その容姿は・・・
よう