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ワカヒコ、オオクニヌシのペースに飲まれる

~これまでのお話~

 

美しく賑やかに発展した中つ国の統治を、高天原にいるアマテラスは息子のオシホミミに任せたいと考えました。八百万の神々の話し合いの末、中つ国への使者となったアメノホヒでしたがオオクニヌシに心服し、中つ国に家庭を持ち居ついてしまいました。そこで、次の使者としてアメノワカヒコが送られました。

 

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 中つ国(なかつくに:地上世界)の出雲に降り立ったワカヒコ。

ワカヒコはちょっと強気に大きな声で言いました。

 

「私は高天原からやってきたアメノワカヒコと申す。オオクニヌシ殿にお目通りをお願いしたい!!」

 

こうして、ワカヒコはオオクニヌシに面会することになりました。

 

オオクニヌシを前にしたワカヒコは、t高天原から持ってきた光る弓の弦をビ~ンビ~ンと弾きながら言いました。

 

オオクニヌシ殿。今日は中つ国の統治権についてお伝えしたいことがあって参りました。さて・・・」

 

ワカヒコが続けようとすると、オオクニヌシはそれを遮りました。

 

「まぁまぁ、ワカヒコ殿。そんなに急くこともありますまい。さあ、そんな物騒なものはしまってしまって。よし、みんな!ワカヒコ殿を歓迎するパーティーを開くぞ!!」

 

「え?あ、いや、そうじゃなくて・・・中つ国の統治権を・・・」

 

オオクニヌシの一言で、みんなテキパキと動き、あっという間に宴会の準備が整いました。

 

そして、

 

カンパ~イ♪

 

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意気揚々と出雲に乗り込んだワカヒコでしたが、あっという間にオオクニヌシのペースとなり、ワカヒコ歓迎の宴会がスタートしたのでした。。。

 

 

よう