~ハイブリッド古事記~コジキノキジ

日本の神話・古事記を中心に神様のことなどをシンプルに書いています。風土紀や地方の伝承などを盛り込んだハイブリッドな古事記です。

呪いのかけ方

黄泉の国まで愛する妻・イザナミを迎えに行ったイザナギですが、イザナミの体は腐乱し恐ろしい姿に変わり果てていました。

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その姿に驚き逃げ出すイザナギイザナミは恥をかかされたと怒り狂い、黄泉醜女(よもつしこめ)という恐ろしい鬼女や八種の雷神、1500の軍隊と共にイザナギを追いかけます。

(1500の軍団!?黄泉の国では新米のはずなのにものすごい人望…というツッコミはなしで))

 

イザナギは追いつかれそうになると、腰の刀を抜き『後手(うしろて・しりえで)』に振りました。すると相手に呪いがかかり、動きが鈍くなりました。

 

こうしてイザナギはギリギリのところで地上世界に逃げ切ることが出来たのです。

 

このように『後手に刀を振る』など、通常とは逆のやり方をおこなうことで相手に呪いをかけられると考えられていたのですね。

 

これは後に

コトシロヌシ(エビス)が逆手に柏手を打つ」

「ヤマサチヒコがウミサチヒコに後手に釣り針を返す」

など古事記ではたびたび見られる形式でもあります。

 

くれぐれも悪用しないでくださいね(笑)

 

よう

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