~これまでのお話~~
オオクニヌシは中つ国を美しく賑やかに国に発展させました。それを見ていた高天原のアマテラスは息子のオシホミミに中つ国の統治を任せたいと考えました。そこでオオクニヌシの元にアメノホヒ、ワカヒコを送りましたが、アメノホヒは懐柔されワカヒコは(既婚の身でありながら)オオクニヌシの娘シタテルヒメと結婚し、中つ国に居ついてしまいました。次の使者としてキジの鳴女(ナキメ)を送りましたが、ワカヒコは弓矢でナキメを射殺してしまいました。アマテラスは「ワカヒコに邪心があればワカヒコに当たれ」と言って矢を中つ国へ投げ返すとワカヒコに命中し死んでしまいました。高天原に住むワカヒコファミリーとシタテルヒメは、力を合わせワカヒコの葬儀を進めました。
「クワックワックワッ」
「チュンチュンチュン」
「ピヨピヨピヨ」
「ケーン、ケン」
鳥の姿に仮装し、ワカヒコの魂を死の国へ送るパーティーセレモニーを続けるワカヒコファミリーとシタテルヒメ。
そこへ、誰かがやってきました。
「ごめんくださーい!!」
シタテルヒメは大きな声で答えました。
「はーい、今開けまーす!!」
シタテルヒメがドアに向かおうとすると、高天原のワカヒコ妻(ブルゾンの方)が言いました。
「あ、いいわよテルちゃん。私が開けるわ。」
そう言うと、高天原のワカヒコ妻はドアに近づき、
ガラッ!!
とドアを開けました。
「いらっしゃいませ、お待たせして・・・」
そこにいたのは・・・
「ワワワ・・・」
「ワカヒコ~、ワカヒコ~♪」
なんとそこにはワカヒコの姿がありました・・・・!?
よう