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ゲスの極みオオクニヌシ。

~これまでのお話~

根の国でスサノオの試練を乗り越えたオオナムヂは、正妻・スセリビメを連れ意気揚々と中つ国(なかつくに:地上世界)に帰ってきました。八十神(ヤソガミ:オオナムヂの兄達)との戦いを制したオオナムヂは自らの国造りをスタートしました。しばらくすると、ヤガミヒメとの間に子供が誕生しましたが、スセリビメの嫉妬を恐れたヤガミヒメは子供を置いて実家に帰ってしまいました。

 

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八十神との争いを制し、国造りを始めたオオナムヂ。スサノオに言われた通り、改名し大国主神オオクニヌシノカミ)と名乗りました。これからは、オオクニヌシと呼ぶことにしましょう。

 

オオクニヌシは、中つ国をより良い世界にするため領土を広げていきました。

 

オオクニヌシはどこにいってもモテモテでした。地方におもむき領土を広げるたびに、その土地の美しい女神と婚姻関係を結びました。

(そして、たくさんの子供を授かりました。。。)

 

正妻のスセリビメはもともと嫉妬深い性格でしたので、気が気ではありません。

 

ある時、越の国(現在の北陸地方)に若くて美人の女神がいると耳にしました。するとオオクニヌシは遠方にも関わらずわざわざ出かけて行く始末・・・。

 

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スセリビメはますます心配になるのでした。

 

 

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