古事記スクール

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タケミカヅチvsタケミナカタ⑤

~これまでのお話~ 

 

高天原のアマテラスは、美しく発展した中つ国の統治を息子に任せたいと考えました。そこで中つ国の王・オオクニヌシの元に繰り返し使者を送りましたが、なかなかうまくいきません。そこで次の使者として武神タケミカヅチを送りました。オオクニヌシオオクニヌシの180人の子供を束ねる息子のコトシロヌシは国譲りに好意的でしたが、タケミナカタは猛烈に反対しました。そこで国を賭けタケミカヅチタケミナカタは勝負をすることになりましたが、二人の力は拮抗していました。

 

kojikista88.hatenablog.com

 

体力の限界が近づいていたタケミナカタですが、熱い想いを胸に気力を振り絞り、さらに両腕に力を込めました。

 

タケミカヅチは少し押し込まれました。

 

「ぬう!?

 

まだこれほどの力を残していたとは・・・つくづく大した男だ!!

 

しかし、いつまでもこうしているわけにはいかぬ。

 

タケミナカタ、敬意を表し全力でお前を倒す!!

 

出来ることなら使いたくなかったが、致し方あるまい!!」

 

UREEYYY!!!!

(ウリイイイィィィィ)

 

タケミカヅチがそう叫ぶと・・・

 

「うっ??

 

つ、冷たい???

 

な、なんだこれは???」

 

パッ!!

 

驚いたタケミナカタは、思わずタケミカヅチの腕を放しました。

 

「こ、これは???

 

凍っている!!!???」

 

なんと一瞬のうちにタケミカヅチの腕は氷に変化していたのです。

 

タケミナカタよ、

 

味わうがいい!!

 

オレの絶対零度をっ!!」

 

そしてタケミカヅチは、氷の腕を氷の剣へと変化させました。

f:id:kojikista88:20170602055130p:plain

レリゴー

 

 

よう

 

 

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【サタデーコラム】プリキュ・アドラー心理学

おはようございます。

 

昨日、娘を連れ近所の用水路に行き「小魚捕り」を楽しんできました。

 

ちょうど田植え作業と重なり、用水路にはきれいな水がたっぷり。

(このあたりはポンプで地下水をくみ上げているそうです)

f:id:kojikista88:20170603061613p:plain

 

ザリガニ、どじょう、フナ(の稚魚)などを捕獲することができました。

 

「娘を連れていく」という大義名分のもと、父は心置きなく「小魚捕り」を堪能しました。

 

さて、「小魚捕り」から戻り自宅で小休憩をしている時のことです。

(その後、家族でホタル観賞に出かけました)

 

TVからこんなセリフが聞こえてきました。

 

「どんなに苦しくても私は闇に逃げたりしない

 

私の性格は誰のせいでもない

 

私が自分で選んでこうなったの」

 

セリフの主は、この方・・・

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↑キュアマカロンさん

 

娘が見ていたプリキュアの登場キャラクターです。

 

ちなみにプリキュアは前作「魔法使いプリキュア」から見るようになりました。

魔法使いプリキュア」は大人でも楽しめる内容でしたが、今作の「プリキュア・アラモード」は大人的にはそれほどでもないです(ま、子供向けアニメですからね)。きっとターゲット層が違うのでしょう。

 

プリキュアについての説明はこれくらいにして・・・

 

このセリフ、完全にアドラーですよね

 

僕は、

 

古事記アドラーは人生に必須」

 

と考えいます。

 

アドラーってなに?」という方は僕の師匠のブログをのぞいてみてくださいね

なぜわたしがアドラー心理学を選んだのか。 - 自律の光で心を照らす安西光のブログ【きらきらひかる】

 

我が家では、TVやDVDに過度に依存させないように気をつけてはいますが、こうしてアニメから学んだり気づいたりすることもありますね。

 

では、みなさん、素敵な週末をお過ごしください。

(え?僕は仕事ですよ、(*´ω`*)ウフフフフ)

 

 

よう

タケミカヅチvsタケミナカタ④

~これまでのお話~ 

 

高天原のアマテラスは、美しく発展した中つ国の統治を息子に任せたいと考えました。そこで中つ国の王・オオクニヌシの元に繰り返し使者を送りましたが、なかなかうまくいきません。そこで次の使者として武神タケミカヅチを送りました。オオクニヌシオオクニヌシの180人の子供を束ねる息子のコトシロヌシは国譲りに好意的でしたが、タケミナカタは猛烈に反対しました。そこで国を賭けタケミカヅチタケミナカタは勝負をすることになりましたが、二人の力は拮抗していました。

 

kojikista88.hatenablog.com

 

永遠に続くかとも思われるタケミカヅチタケミナカタの力比べ。

 

タケミカヅチはほんの少しだけ口元に笑みを浮かべ、言いました。

 

タケミナカタよ、オレは嬉しいぞ!!

 

まさか中つ国でオレと互角に渡り合える男に出会えるとはな!!」

 

タケミナカタは答えました。

 

「お前こそ、なかなかやるな!!

 

予想以上のパワーを持っていやがる!!

 

しかし…オレは絶対に負けん!!

 

この国を誰にだって渡すものかっ!!!!」

 

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タケミカヅチと対峙したタケミナカタの体力は限界に近づいていました。

 

しかし、『絶対に中つ国を守る!!』という強い気持ちがタケミナカタの心を支えていました。

 

「この中つ国は、、、

 

スサノオ様が礎を築き、それを親父(オオクニヌシのこと)が引き継いだのだ。

 

本当にみんな懸命に働いたのだ!!

 

やっとの思いでここまで来たのだ。

 

その中つ国を、オレの愛する国を、簡単に渡すものかっ!!」

 

これまでの苦労を思い出したタケミナカタの両目には涙が溢れていました。

 

そして、更に両腕に力を込めました。

 

 

よう

 

 

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タケミカヅチvsタケミナカタ③

~これまでのお話~ 

 

高天原のアマテラスは、美しく発展した中つ国の統治を息子に任せたいと考えました。そこで中つ国の王・オオクニヌシの元に繰り返し使者を送りましたが、なかなかうまくいきません。そこで次の使者として武神タケミカヅチを送りました。オオクニヌシオオクニヌシの180人の子供を束ねる息子のコトシロヌシは国譲りに好意的でしたが、タケミナカタは猛烈に反対しました。そこで国を賭けタケミカヅチタケミナカタは勝負をすることになりましたが、二人の力は拮抗していました。

 

kojikista88.hatenablog.com

 

タケミカヅチタケミナカタの力は拮抗していました。

 

2人は両手をガッシリと組んだまま、その場を1ミリも動きません。

 

「ムウウウウウ!!」

 

「ぐううううう!!」

 

もうどのくらいの時間が経過したでしょうか?

 

勝負を見守っていたオオクニヌシが呟きました。

 

「ま、まるで互角の争いだ

 

いったいいつになったら決着がつくのか・・・」

 

 

続けてトリフネも言いました。

 

「実力が伯仲する2人の戦い。。。

 

互いに一歩も動くことができない。。。

 

これではまるで・・・千日戦争の形っ!!!

 

千日戦い続けてもこのままの状態で勝負はつかないかもしれない」

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※千日戦争は古事記でなく聖闘士星矢のお話です

 

 

その時です。

 

フッ

 

タケミカヅチの口元が少し緩みました。

 

「ん?今、タケミカヅチ殿が少し微笑んだような・・・」

 

オオクニヌシタケミカヅチの表情の変化を見逃しませんでした。

 

 

よう

 

 

 

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タケミカヅチvsタケミナカタ②

~これまでのお話~ 

 

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タケミカヅチは言いました。

 

「さぁタケミナカタ、遠慮はいらん!!

 

かかってこい!!」

 

 

「こしゃくなっ!!

 

あがめたてまつれーいっ!!」

 

タケミナカタはそう叫ぶと、一気に距離を詰めました。

 

そしてタケミカヅチに向かって両手を振り下ろしました。

 

ガッシーン!!

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タケミカヅチはそれを受け止め、二人は力比べをおこないました。

 

タケミナカタは驚きました。

 

「こいつ!!つ、強い・・・」

 

タケミカヅチも驚きました。

 

「なんと!!これほどの力を持っているとは!!」

 

 

お互い一歩も譲りません。

 

オオクニヌシとトリフネは固唾を飲んで勝負を見守っています。

 

さて、勝負の行方やいかに???

 

 

よう 

 

 

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