タケミカヅチvsタケミナカタ④
~これまでのお話~
高天原のアマテラスは、美しく発展した中つ国の統治を息子に任せたいと考えました。そこで中つ国の王・オオクニヌシの元に繰り返し使者を送りましたが、なかなかうまくいきません。そこで次の使者として武神タケミカヅチを送りました。オオクニヌシとオオクニヌシの180人の子供を束ねる息子のコトシロヌシは国譲りに好意的でしたが、タケミナカタは猛烈に反対しました。そこで国を賭けタケミカヅチとタケミナカタは勝負をすることになりましたが、二人の力は拮抗していました。
永遠に続くかとも思われるタケミカヅチとタケミナカタの力比べ。
タケミカヅチはほんの少しだけ口元に笑みを浮かべ、言いました。
「タケミナカタよ、オレは嬉しいぞ!!
まさか中つ国でオレと互角に渡り合える男に出会えるとはな!!」
タケミナカタは答えました。
「お前こそ、なかなかやるな!!
予想以上のパワーを持っていやがる!!
しかし…オレは絶対に負けん!!
この国を誰にだって渡すものかっ!!!!」
タケミカヅチと対峙したタケミナカタの体力は限界に近づいていました。
しかし、『絶対に中つ国を守る!!』という強い気持ちがタケミナカタの心を支えていました。
「この中つ国は、、、
スサノオ様が礎を築き、それを親父(オオクニヌシのこと)が引き継いだのだ。
本当にみんな懸命に働いたのだ!!
やっとの思いでここまで来たのだ。
その中つ国を、オレの愛する国を、簡単に渡すものかっ!!」
これまでの苦労を思い出したタケミナカタの両目には涙が溢れていました。
そして、更に両腕に力を込めました。
よう
【お知らせ】
68コマのイラスト入りテキストを使い古事記を簡単解説!!
難解な古事記の壁を軽やかにクリアします。これであなたもコジキスタ☆
■埼玉小川町
日時:6月11日(日) 6月18日(日)10:00~12:00(変更になりました)
場所:小川町駅徒歩1分
料金:3,500円(テキスト代込み)
※どなたでもご参加いただけます
お申込み・お問い合わせ:umi.hitsuji88★gmail.com(★を@に変えてご連絡ください)
古事記の後は・・・
★2時間でワープする筆文字講座★
筆文字には法則があります。文字の上手い下手は関係ありません。
僕が何年もかけて気づいた法則…2時間に凝縮しお伝えします☆
■埼玉小川町
日時:6月18日(日)14:00~16:00
場所:小川町駅徒歩1分
料金:5,000(材料費込)
※どなたでもご参加いただけます
お申込み・お問い合わせ:umi.hitsuji88★gmail.com(★を@に変えてご連絡ください)