タケハヅチ、任される
~これまでのお話~
国譲りに納得しない神々を説得するため、タケミカヅチはフツヌシ、タケハヅチと共に中つ国に向かいました。クナドノカミの先導の元、従わぬ神々を説得して回りました。そして「残るはアメノカガセオだけだ」とクナドノカミは言い、一行は鹿島に陣を張り、作戦会議を開きました。するとタケハヅチが「任せて欲しい」と言いました。
「僕に任せてもらえませんか?」
そう言ったタケハヅチにフツヌシは言いました。
「ば、バカ言うなっ!!
確かにお前の剣術はなかなかのものだ。
成長も認めるし実力を試したいのもわかる。
しかし、まだまだ俺やアニキには到底及ばないだろ!!」
タケミカヅチは言いました。
「タケハヅチ、何か考えがあるのか?」
タケハヅチは答えました。
「はい、あります。
そして、それが最善の方法だと思います。
確かに僕の剣術はお二人に大きく劣ります。
しかし、戦いには相性というものがあります。」
タケミカヅチは少し考えて言いました。
「自信があるんだな?」
「はい、任せてください!!」
タケハヅチは力強く頷きました。
タケミカヅチは言いました。
「いいだろう、カガセオのことはタケハヅチに任せよう」
よう
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第3回:12月22日(金)10:30~12:00
第4回:1月26日(金)10:30~12:00
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