ヤマタノオロチを退治し、その生贄寸前だった櫛名田比売(クシナダヒメ)と結婚したスサノオ。スサノオは愛するクシナダヒメのため、立派な新居を建てました。
その時です、二人の結婚を祝福するかのように、雲がモクモクと沸き立ちました。
スサノオはそれを見て、
「八雲たつ 出雲八重垣 妻籠みに
八重垣つくる その八重垣を」
(やくもたつ いずもやえがき つまごみに
やえがきつくる その八重垣を)
と歌いました。
これが日本最初の和歌です(和歌だから日本に決まってるけど)。
現代風にすると
「ああ、まるで俺たちの結婚を祝福するように雲が立ち上ったよ。
オレは奥さんを守るため、生け垣を何重にも張り巡らしたけど、
まるで、その生け垣のような雲だなぁ」
という感じです。
駄々っ子で暴れん坊だったスサノオ。和歌をたしなむ教養を身に着けるまでに成長したのです(´;ω;`)ウルウル
よう