古事記スクール

日本人のOS古事記を全ての日本人に!! 小説、イラスト…カジュアルに古事記を広めます!講座や資料提供のご相談などお気軽にご連絡ください!!

#021 神さまは気配とともに(2021年3月27日)

こんには。

 

今日は「神さまは気配とともに」です。

 

文中に「わちゃわちゃしていると神様の気配に気づけない」と書いているのですが、僕はけっこう整理整頓が苦手です。改めたいです。

 

clubhouseでは毎日21:50~お話していますので、そちらにもぜひお越しください。

 

clubhouseアカウント:古事記スピーカー(よう@ババヒロシ)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

【#021 神さまは気配とともに(2021年3月27日配信)】

 

今日も時間になりました。土曜日の夜、お付き合いありがとうございます。

 

ここのところ、古事記の冒頭の部分を解説?お話しているのですが、今日もちょっとそれに関係するお話です。今日初めて聞く方も大丈夫ですのでご安心ください。

 

古事記は「この世が天と地にわかれて、シーンとした静寂の世界から神様が現れる」というお話をしたのですが。これ、結構大事です。

 

神様ってシーンとしたところから現れるんですね、基本的に。

 

神様は気配と共に現れます。シーンとしていないと神様の登場に…その気配に気づけないんです。笹の葉がサラサラゆれる…とか、そのサッていうささやかなエネルギーが神様ですから。ささやかもサッていいますね。そのちょっとした気配に気づけるのが日本人であり、そこに気づけるから神様が現れるんですね。

 

神社っていつもきれいにしていますよね。静寂の中で柏手を打つ、鈴紐を鳴らす…そうやって神様を呼び出すんですね。わちゃわちゃしてたら気づけない。訪れるというのは音が連れてくるということですよ。

 

朝って空気が澄んでいますよね。不思議じゃないですか?一晩立つと空気が澄んでいます。そして、みんなが動き出してわちゃわちゃしだして生活感が出てくる。嫌な言い方すると空気が淀む。

 

んで、夜になって、また朝になると空気が澄んでいる。これ、天地開闢と一緒だと思います。かき混ぜたみそしるが、時間が立つときれいに味噌とスープにわかれるように。わちゃわちゃしたざわめきが一晩立つと沈み、モヤモヤが晴れ、澄んだ空気になる。毎日毎日、天地開闢をくり返してるわけです。

 

これは物理的なことだけでなく、精神的なことも一緒だと思います。僕は朝起きた時、一番クリアな感じがします。その時に、アイディアをもらいます。ひらめきます。このひらめきって神様のことなんです。自分の意識ではない何かがアイディアをくれます。一晩たってクリアになって、そこにひらめきという神様が現れるんです。

 

瞑想とかマインドフルネスってあるじゃないですか?あれも基本的に心に静寂を取り戻すことなんだと思います。

 

僕は瞑想は苦手で、今はやらなくなっちゃいましたけど。ときどき…一日に何回か、そうやって心に目を向けるのはとても大切だと思います。

 

朝起きた時は、本当にいろんなことに気づける神様タイムです。ぜひ朝起きたら心に目を向けるようにしてみてください。