定規とものさしの話
先日、料理の先生の還暦パーティに父娘で参加させていただきました。
その時「定規のことをなんと呼ぶか?」という話になり…
大人達から
「ものさし」
「さし」(←略しすぎでは?)
「定規」
などの意見が出ました。
そんなわけで
「じゃあ現役に聞いてみよう」
ということになり、小学一年生の娘に意見を求めました。
すると娘は言いました。
「定規だよ。ものさしなんて言わないよ」
その場では「ああ、今は定規なんだねー」という感じで時間は流れていきました。
しかし…です。
僕はこの出来事が心に引っかかりました。
「ものさし」というのはおそらく「モノ差し」なのでしょう。モノの長さの差を計る道具ということですよね?
しかし、これを「定規」と呼んでしまうと日本語のエネルギーがあまり感じられないように思うわけです。
今の小学生たちは「ものさし」という言葉を知らないのかもしれません。数十年後、「ものさし」はこの世から消えてしまうのでしょうか?(考えすぎか)
僕は今後、定規のことを「ものさし」と呼ぼうと思います。「定規」より「ものさし」の方が僕は何となく好きなのです。
ものさしを、守る!!