紀州で奇襲にあう
~これまでのお話~
ウガヤの息子イワレビコは兄イツセノビコと東へ向かいました
「ゴ~イィィースト!!」
イワレビコ一行は、航路で東を目指しました
九州の北部を経由し・・・
途中、広島に立ち寄ったり
岡山に滞在したりしました
その後も海路をすすみますが、大阪湾に入ったところで、ナガスネヒコ軍の奇襲に合いました
ナガスネヒコの放った矢はイツセノビコの腕を貫きました
その傷は深く、流血は大仁田厚くらい止まりませんでした
「くっ、無念!!もはやこれまでか・・・
イワレビコ・・・・
オレは日の御子なのに日に向かって戦ってしまった
だからこんな目にあったのだ」
それを聞いたイワレビコは、大きく迂回し紀州半島の南側である熊野から上陸することにしました。
途中、龜山に寄った時のこと…
イツセノビコの傷は悪化し、息も絶え絶えになっていました。
「イワレビコ!お前は日を背にして戦うんだぞ!!ファイヤー!!」
と言い残し、息を引き取りました。
兄を失ったイワレビコは、悲しむままなく南下し、熊野から上陸しました。
よう