~これまでのお話~
まさかのウガヤの告白に、タマヨリビメはアンサーソングを歌いました
マイクを持ったタマヨリビメは歌いだしました
ウガヤはピアノを弾き続けました
『私たちは母子よ
でも実はあなたはお姉ちゃんの子
私はあなたを一生懸命育てたわ
全てを捧げるつもりだったの
あなたが私を好きだなんて
平成だったら大スキャンダル
週刊誌がだまっちゃいないわ
お茶の間の暇人たちもね
私たちはただ、ひたすら行く
前へ 前へ 進むだけよ
もう自分にウソはつかないわ
私もあなたが好きよ、ウガヤ
We are the FU-FU,my son
We are the FU-FU
We are the FU-FU
Of the Onokorojima~♪』
この演奏は夫婦になって初めての共同作業となりました
「お母さん・・・
いや、タマヨリビメ・・・
力を合わせて幸せな家庭を築こう
そして、この国の民のために人生を捧げよう」
「わかったわ、ウガ・・・いえ、あなた
全力であなたの力になるわ
これからもよろしくお願いします」
ウガヤはタマヨリビメの左手を取ると
薬指に指輪をはめました
すっ!!(指輪を嵌める音)
タマヨリビメは左手のリングを眺めうっとりして言いました
「ステキだわ・・・」
こうしてウガヤとトヨタマは母子から夫婦になったのでした
全オノコロジマに生中継をしていたフミハルは感激の涙を流していました
「ウガヤは伝説になる!
いや、この夫婦が伝説になるんだ!!」
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その頃、海の宮殿で中継を見ていたトヨタマはまさかの展開に腰を抜かしていました
「・・・・・・・・・・・・・
妹に任せたのはしっぱいだったのかしら・・・」
よう