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ウガヤ、秘密を知る

~これまでのお話~

ウガヤは育ての母・タマヨリビメを食事に誘い、好きだ―!と告白しました

 

kojikista88.hatenablog.com

 

ウガヤの告白に驚いたタマヨリビメは頭が真っ白になりました

 

その衝撃は、フレディ・マーキュリーがメアリーに「自分はバイセクシャルかもしれない」と告白した以上のものでした

 

タマヨリビメは言いました

 

「だって・・・あなた・・・

 私はあなたのお母さんですよ」

 

ウガヤはタマヨリビメから目を逸らすことなく言いました

 

「お母さん、僕は知っているんですよ」

 

タマヨリビメはドキドキしながら言いました

 

「な、なにを知っているっていうのよ?」

 

タマヨリビメはたまらずウガヤから目をそらしました

 

ウガヤはカバンから雑誌をとりだしました

 

そして・・・

 

「これですよ!お母さん!!」

 

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ドッギャギャーン!!

 

ウガヤが取り出したのは、週刊文醜でした

 

「お母さんはお母さんじゃない!

   僕の本当のお母さんは海の宮殿にいるんだ

 海の宮殿のQUEENなんだ!」

 

タマヨリビメはその場に崩れました(食事してたんじゃないのかい…)

 

そして、言いました

 

「ま、まって

 そんな三流週刊誌の記事を信じちゃダメよ

 

 捏造よ、捏造っ!!

 

 日めくり捏造!!」

 

ウガヤは表情を変えずに言いました

 

「じゃあなぜそんなにショックを受けているのです?

 

 ニセの記事なら堂々としていればいい

 

 今のお母さんを見れば…

 

 この記事が真実だと言うことがわかる!」

 

タマヨリビメは全身から汗が噴き出すのを感じていました。

 

そして、ガタガタと震え出しました

 

 

よう