~これまでのお話~
ウガヤは育ての母・タマヨリビメを食事に誘い、好きだ―!と告白しました
ウガヤの告白に驚いたタマヨリビメは頭が真っ白になりました
その衝撃は、フレディ・マーキュリーがメアリーに「自分はバイセクシャルかもしれない」と告白した以上のものでした
タマヨリビメは言いました
「だって・・・あなた・・・
私はあなたのお母さんですよ」
ウガヤはタマヨリビメから目を逸らすことなく言いました
「お母さん、僕は知っているんですよ」
タマヨリビメはドキドキしながら言いました
「な、なにを知っているっていうのよ?」
タマヨリビメはたまらずウガヤから目をそらしました
ウガヤはカバンから雑誌をとりだしました
そして・・・
「これですよ!お母さん!!」
ドッギャギャーン!!
ウガヤが取り出したのは、週刊文醜でした
「お母さんはお母さんじゃない!
僕の本当のお母さんは海の宮殿にいるんだ
海の宮殿のQUEENなんだ!」
タマヨリビメはその場に崩れました(食事してたんじゃないのかい…)
そして、言いました
「ま、まって
そんな三流週刊誌の記事を信じちゃダメよ
捏造よ、捏造っ!!
日めくり捏造!!」
ウガヤは表情を変えずに言いました
「じゃあなぜそんなにショックを受けているのです?
ニセの記事なら堂々としていればいい
今のお母さんを見れば…
この記事が真実だと言うことがわかる!」
タマヨリビメは全身から汗が噴き出すのを感じていました。
そして、ガタガタと震え出しました
よう