帰ってきた!スクナヒコナ???
~これまでのお話~
オオクニヌシとスクナヒコナは、二人で力を合わせ全国を回り、国造りを進めました。二人の頑張りもあり、中つ国(なかつくに:地上世界)は、どんどん豊かになりました。そんなある日、オオクニヌシが今後の国造りについてスクナヒコナに相談したところ、スクナヒコナは次のステップに進むためにコンビを解消したほうが良いと言い、海の果てへ飛んで行ってしまいました。
海の果てに飛び去っていったスクナヒコナ。
キラキラとした小さな光は、あっという間に見えなくなりました。
オオクニヌシはしばらく呆然と海を眺めていました。
そして、現実に戻ると急に不安な気持ちになりました。
「どどど、どうしよう!!!!」
「これから一人でどうやって国造りを進めればいいんだ!!!?」
「スクナヒコナ~、帰ってきてくれ~」
すると・・・
海の向こうがピカーと光り出しました。
その光はどんどんこちらに近づいてきます。
「ああ、スクナヒコナ。帰ってきてくれたんだね。」
オオクニヌシは、ウズウズした気持ちで光の到着を待ちました。
よう