高天原会議
スサノオの暴挙にショックを受けた姉・アマテラスは、天の岩戸に引きこもってしまいました。
太陽の女神が姿を隠したため、世の中は暗闇に包まれ、悪しき者や災いで満ち溢れました。
困り果てた八百万の神たちは、高天原一の知恵者である”思金神(オモイカネノカミ:その名のとおり思慮を兼ね揃えた神)”を中心に作戦を考えます。
そして、話し合いの結果、みんなで『祭』をおこなうことにしました。
傷心のアマテラスをおびき出す作戦が『祭』とは…(^^;) なんともユニークな発想ですよね。
古事記にはいわゆる「すごい神」というのが登場しません。今回も「すごい神」が問題を解決するのでなく『みんなで話し合う』というスタイルを取っています。
(何か問題が起きると集まって話し合い、そして…意外と失敗が多い('ω')・・・)
日本は神話の時代から民主主義だったことがうかがえますね。
【楽しい古事記講義】
次回は10/28(金)10:30~原宿です!!
よろしくお願いします☆
よう