~これまでのお話~
妊娠を告げられたニニギは、現状を受け入れられず「父親は別の男神だ」という問題発言をしてしまいました。
「ひどい、ひどすぎる!!」
さっきまでメソメソしていたサクヤですが、その声は怒りで震えていました。
さらに続けて言いました。
「イチキシマヒメ様、軽トラのカギを貸してください」
「は、はぁ・・・」
イチキシマヒメが軽トラのカギを渡すと、サクヤは軽トラに乗り込みました。
「すぐにもどります」
ニニギが慌てて言いました。
「サクちゃん、いったいどこへ・・・?」
サクヤはニニギの声を無視し、警戒にギアチェンジをしてどこかへ走って行きました。
・
・
・
しばらくすると、サクヤは戻ってきました。
荷台にはたくさんの材木が積まれていました。
「サクちゃん、いったい何を?」
「サクヤ様、何をなさる気です?」
話しかけるニニギとイチキシマヒメの声を無視し、サクヤはDIYを始めました。
やがて出口のない小屋が完成しました。
そして表情を変えずにニニギに言いました。
「私はこれからお腹の子があなたの御子であることを証明します」
「・・・・・・・」
ウフフフフフフフフ
サクヤに圧倒されたニニギは喉がカラカラに乾き、何も言えませんでした。
サクヤはイチキシマヒメに言いました。
「これは産屋です。
イチキシマヒメ様、私が中に入ったら小屋を泥で固めてください」
イチキシマヒメは答えました。
「で、でもそんなことをしたら・・・」
サクヤはその声を遮りました。
「いいからそうしてください。
わかりましたね」
イチキシマヒメは、サクヤの凄みに飲み込まれ静かに頷きました。
サクヤが産屋に入ると、イチキシマヒメは言われた通り、小屋を泥で固めました。
よう
(↑ひどい、ひどすぎる…)
京都の築120年の町屋を一棟お借りして、1DAY古事記を開催させていただくこととなりました。
古事記は日本人のトリセツです!!
「日本人に生まれて良かったー!!」という気持ちがマックス全開になりますよ( *´艸`)
目からウロコ連続の3時間。是非ご参加ください!!
日時:平成30年6月17日(日)11:30~16:00
定員:15~20名程度
主催:森末 裕二(「ホンカク読本」著者)
司会:後藤 佳奈(「にっぽんの祝日カレンダー」作者)
講師:馬場 洋
【タイムテーブル】
■集合:11:25~11:30
■食事&懇親会:11:30~12:30
■古事記講座:12:30~15:30(途中ティータイムあり)
■市比蕒神社参拝:15:30~16:00(移動時間含む)
■解散
料金:5,000円(お弁当、テキスト費込)
※お弁当無しの場合は4,000円
※小学生以下はお弁当代のみ(1,000円)
※お申し込み後、振込先をお知らせしますので6/15までのご入金ください
※お振込手数料はご負担ください
※キャンセルの場合は代金をお返しします(お弁当のキャンセルが間に合わない場合は1,000円を差し引かせていただきます)
お申込み・お問い合わせ
umi.hitsuji88★gmail.com
★を@に変えてメールしてください
古事記連続講座開催中!!
4月から「よみうりカルチャー柏」にて古事記連続講義がスタートしました。
第2回は5/27(日)!!
お近くの方はぜひ足をお運びください!!