~ハイブリッド古事記~コジキノキジ

日本の神話・古事記を中心に神様のことなどをシンプルに書いています。風土紀や地方の伝承などを盛り込んだハイブリッドな古事記です。

高天原会議2

 ~これまでのお話~

 

オオクニヌシの国造りにより、中つ国(なかつくに:地上世界)はとても豊かで賑やかでキラキラとした国になりました。高天原にいるアマテラスは「中つ国は私の子供が治めると良いんじゃないかしら?」と思い、息子のオシホミミに「中つ国を治める気はない?」と聞いてみました。オシホミミが中つ国の様子を見ると、荒ぶる神々がザワついていました。それを見たオシホミミは、「中つ国にはいきたくない」とアマテラスに言いました。

 

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息子・オシホミミの報告を受けたアマテラスは、天の安の河(あめのやすのかわ)の河原に八百万の神々を集め相談しました。

 

「私は中つ国を息子のオシホミミが治めたら良いと思うの。だけど、中つ国の神たちはそれを良く思っていないようでザワついてるのよ。どうしたらよいと思う?」

 

日本の神様は非常に民主的で、何かを決めるときはみんなで話し合うのです。

 

アマテラスが岩戸に引きこもった時もそうでしたね?覚えていますか???

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しばらくすると、みんなの意見をまとめた高天原一の知恵者・思金神(オモイカネノカミ)が言いました。

 

「中つ国を統治しているオオクニヌシに使者を送りましょう。天菩比神(アメノホヒノカミ)が適任かと思います。」

 

アメノホヒはオシホミミと同じく、アマテラスの息子です。オシホミミとアメノホヒは兄弟です(って当たり前ですが)。

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こうしてアメノホヒ高天原を代表し、出雲のオオクニヌシの元に使者として向かうことになりました。

 

アマテラスは言いました。

 

アメノホヒ、頼みましたよ。」

 

「まかせてください、お母さん!!」

 

アメノホヒは、意気揚々と中つ国へ下りていきました。

 

 

よう