~これまでのお話~
知恵者であるカカシやヒキガエルの協力により、ついに「キラキラした小さい神様」の正体が「カミムスヒの神の子供・スクナヒコナ」であることが判明しました。オオクニヌシとスクナヒコナは兄弟となり、全国に農業や土木、医学などをどんどん広めていきました。
そんなある日のこと、オオクニヌシとスクナヒコナは道後を訪れていました。道後温泉の道後です。
「なんて素敵な場所だ!!」
「ここには素晴らしい温泉が作れるぞ!!」
「さっそく始めよう!!」
「うん、頑張ろう!!」
二人は人々が喜ぶ姿を楽しみに、一生懸命温泉づくりを進めました。
ところが、あと少しで温泉が完成するというところで・・・
ゴロリ・・・
スクナヒコナの後ろの岩が転がり落ちました。
「あ、危ない!!避けるんだ、スクナヒコナ~ッ!!」
ペチャリ・・・
スクナヒコナは避ける間もなく岩につぶされてしまいました。
よう