~ハイブリッド古事記~コジキノキジ

日本の神話・古事記を中心に神様のことなどをシンプルに書いています。風土紀や地方の伝承などを盛り込んだハイブリッドな古事記です。

八神比売(ヤガミヒメ)登場

~これまでのお話~

80人兄弟の八十神(ヤソガミ)は、美人で評判の良い八神比売(ヤガミヒメ)にプロポーズするため全員で旅に出ました。末っ子のオオナムヂは、荷物持ちとして兄達に同行しましたが、兄達から大きく遅れていました。

 

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ザワザワザワザワ 

ザワザワザワザワ

ザワザワザワザワ

 

八神比売(ヤガミヒメ)は屋敷の外の騒々しさに気づき、侍女に何事かと尋ねました。侍女は答えます。

 

侍女「ヤガミヒメ様、お屋敷の外には80人の男神達が集まっています。どうやら、ヤガミヒメ様にプロポーズに来たようです。」

 

ヤ「え?80人も???いったい何者なのでしょう???」

 

侍女「どうやらスサノオ様のご子孫のようです。」

 

ヤ「あら、スサノオ様の。ではきっと素敵な方たちなのでしょうね。」

 

屋敷の外ではヤソガミ達がザワついていました。

 

「はるばる君に会いに来たよ~」

「オレが1番のりだぜ~」

「俺と結婚してくれ~」

「いやいや、オレが良いよ~」

 

ヤっちゃん!!

ヤっちゃん!!!

ヤっちゃん!!!!

 

屋敷の外は大騒ぎでした。

互いをけなしあう者もおり、小競り合いが起きていました。

 

ヤガミヒメは扉を開け、ヤソガミの前に姿を現しました。

 

お~!!!

美しいヤガミヒメの姿に感嘆の声が上がりました。そして、大合唱が始まりました。

 

マッぶいっ!!

マッぶいっ!!

マッぶいっ!!

マッぶいっ!!

 

ヤガミヒメは異様な盛り上がりに一瞬怯みましたが、深く深呼吸をし、大騒ぎをするヤソガミ達をキッと睨みました。

 

 

よう