~ハイブリッド古事記~コジキノキジ

日本の神話・古事記を中心に神様のことなどをシンプルに書いています。風土紀や地方の伝承などを盛り込んだハイブリッドな古事記です。

スサノオ、大人の階段上る

 『祭』の打ち上げの為、腕を振るい料理を作る大気都比売神オオゲツヒメノカミ)。

 

その姿をそっと覗いたスサノオはびっくり仰天!!なんとオオゲツヒメは口や鼻、お尻から出した食材で料理をしていたのです。

 

カッとなったスサノオオオゲツヒメを切り殺してしまいました。

 

【アマテラス岩戸に引きこもり事件】の原因となったスサノオは、ヒゲを剃り爪を切って禊(みそぎ)をおこなったばかりでしたが、またしても(それもあっさりと)罪を犯してしまいました。

 

ついに八百万の神々はスサノオ高天原(たかまのはら:天界)から追放することにしました。もう誰もスサノオを庇いきれなかったのです。

というお話なのですが、普通に読むと「やれやれ、スサノオは乱暴者だなぁ…」ですよね。

 

が、僕はこの一連のストーリーをスサノオの【成長過程】という捉え方をしています。

 

オオゲツヒメを殺さなければ、好き放題暴れた挙句「まぁ反省してるようだし一緒にメシでも食おうや」と八百万の神々は許してくれるし、「お腹が減ったー」と言えば、自動的に美味しい料理が出てくるんです。でも、これでは赤ちゃんと同じです。ずーっそういうわけにはいかないのです。やはり自立しなくては。

 

さぁ、スサノオ、大人への階段を上り始めました!!

 

よう