イザナギから国を統治するよう命じられたアマテラス、ツクヨミ、スサノオの三柱(神様の単位は柱(はしら)です)。
太陽の女神・アマテラスはその名の通り、あまねく世界を照らし、すべてのものに伸やかな力を与えていました。
月の神・ツクヨミもイザナギの言いつけを守り、満ち欠けを繰り返しながら静かに夜の国を治め、あらゆるものに安らぎを与えていました。
ところが海原を治めるよう命じられたスサノオは泣きわめき、いっこうに国を治めようとはしませんでした。山も海も川も枯れ、国は荒れ放題です。
イザナギがスサノオに訳を問うと「黄泉の国にいるお母さん(イザナミ)に会いに行きたい…」と答えます。
これを聞いたイザナギは激怒っ!!
「お前はオレの鼻から産まれたのだ!!だから母などおらんっ!!この鼻太郎がっ!!」
とは言わなかったと思いますが、イザナギはスサノオに「追放」を言い渡します。
ところで、なぜイザナギはこんなにも激怒してしまったのでしょう?
「愛する妻・イザナミとの別れ」には触れられたくなかったのかもしれませんね^^;
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