【サタデーコラム】大人こそ勉強する①
子供の頃、あるいは20代の頃、大人たちに
「今のうちに勉強しておけよ」
「大人になったら勉強する時間なんてないんだぞ」
なんてことを言われた人、きっと多いでしょう。
うん、僕も言われてました。
それを聞いた当時の僕は、
「勉強=学校の勉強、受験勉強」
と思っていたのですが、すっかり大人になった今
「若いうちから取り組んでおけば良かったと思う勉強は何だろうか?」
と考えた時に、絶対に外せないものの一つが「心理学」だと思うわけです。
僕は高校を出てから夜間大学に通っていました。
そこで、心理学の授業を1コマだけ選択したのをうっすらと覚えています。
当時の僕が持っていた「心理学」のイメージは、
「相手の心理を読む」
「相手を知り操作する」
みたいな感じでした。。。
世の中に不信感を持っている青年の心理が良く表れた解釈だと思います( ´艸`)
まぁ、とりあえず授業の印象はほとんどないですし、身にならなかったです。
時は流れ、30代半ばを過ぎてから高いお金を払って心理学を習いに行ったりもしました。人が幸せに生きるには「心理学は外せない」と感じていたからです。
フロイトとかユングは古事記にも通じますし、まぁ面白かったです。でも「日常に活かせるか?」というと(もちろん活かせる部分もあるけれど)ちょっと疑問でした。
で、ですね、僕が一気に心を持っていかれたのが、「アドラー心理学」です。
入り口はアレです、ベストセラー本の「嫌われる勇気」です。
僕が幸運だったのは、「嫌われる勇気」を読む1年くらい前(かな?)にある出会いがあったことです。
「嫌われる勇気」を読んだことのある人はわかると思うのですが、(おそらく)多くの人は自身を「青年」になぞらえ共感するのだと思うのです。
しかし、彼女は「私はアドラーだ」と感じたというのです。
彼女はけっこう壮絶な人生を送っているのに「今まで悩んだことがない」と言うのです。悩むのでなく考えるのだと。
「うんうん、実に合理的で当たり前だと思うけど、多くの人はそれが出来ないのだよ、ワトソン君」って僕は思いました。
そしてその後、もともとアドラーだった彼女は、高いお金を払い、時間を作り、しっかりとアドラー心理学ぶ道を選択しました。
そんな姿をFB等で見ていて「いいな~、オレもアドラー学びたいな・・・」と思っていました。しかし、金銭的にも時間的にも体力的にも無理だな・・・と諦めていました。
そして、時はたち・・・
もともとアドラーだった彼女が
「ヒューマンギルド社認定アドラー心理学ELM勇気づけトレーナー(長っ!!)」
として帰ってきたのです!!
実際に僕は今、彼女の講座を受けているのですけど、
めっちゃ面白い!!
彼女の場合、『源がアドラー』なので、質問の答えも「超納得」出来るし、いや、なんかもう…めっちゃオイシイ!!
人ってかなり環境に影響されると思うんですけど、僕は彼女と話したり、ブログ読んだりしていて、自然と悩まなくなりました。悩むサイドから悩まないサイドにいつのまにか移行しちゃったんです。
(いや、まだまだだと思いますけどね)
そして、
「コレ、義務教育で教えようぜ!!いや、教えなきゃダメでしょ!!」
って思ってます。
世の中には心理学で有名な先生もたくさんいらっしゃると思いますが、実際にお会いしてもなかなか思うように質問出来なかったり、丁寧な回答をもらえなかったりすると思うんです(僕もそういう体験をしてきました)。
しかし、彼女はまだまだ無名なわけです。だから今が良い!!と思うんですよ。質問し放題だから(あ、彼女の元にはリアルお坊さんなんかも悩み相談にくるんですよ(;'∀'))。
僕は「世の中がもっと良くなったらいいな」って思っています。
次の世代のためにも「大人こそ学ばなくちゃ」って思っています。
「いつ学ぶの?」
「今でしょ!!」
彼女のブログ、おもしろい&役に立つので、ぜひ読んでみてくださいな。
ニセヒコ現る
~これまでのお話~~
オオクニヌシは中つ国を美しく賑やかに国に発展させました。それを見ていた高天原のアマテラスは息子のオシホミミに中つ国の統治を任せたいと考えました。そこでオオクニヌシの元にアメノホヒ、ワカヒコを送りましたが、アメノホヒは懐柔されワカヒコは(既婚の身でありながら)オオクニヌシの娘シタテルヒメと結婚し、中つ国に居ついてしまいました。次の使者としてキジの鳴女(ナキメ)を送りましたが、ワカヒコは弓矢でナキメを射殺してしまいました。アマテラスは「ワカヒコに邪心があればワカヒコに当たれ」と言って矢を中つ国へ投げ返すとワカヒコに命中し死んでしまいました。高天原に住むワカヒコファミリーは中つ国へ向かい、シタテルヒメと共にワカヒコの葬儀をおこないますが、そこになんと死んだはずのワカヒコが現れました。
ドアの向こうには死んだはずのワカヒコが立っていました。
それを見た高天原のワカヒコ妻は驚きました。それはそうです、今葬儀を行っている当人が現れたのですから。
妻「お、お、お義父さんっ!!ワカヒコさんが生き返りましたよっ!!」
父「なっ!!なにっ!!?
父「おお、お~、、、ワカヒコ、ワカヒコだっ!!」
子「わーん、お父さん、会いたかったよ~」
歓喜に沸くワカヒコファミリーは、ドアの前に立つワカヒコに抱きつきました。
感動の再会です( ;∀;)
すると、ワカヒコが・・・
「ええいっ!!のけ~い!!」
ドーン!!
なんと思いっきりワカヒコファミリーを突き飛ばしてしまいました。
妻「ワ、ワカヒコさん?あなた、いったい???」
妻は何が起きたのか理解できず、目をぱちくりさせています。
子「う、う、うわーん!!」
子供は驚いて泣き出してしまいました。
父「ワカヒコっ!!これは、ディーブイ、DVだぞっ!!!」
父は息子の暴挙に怒りだしました。
ワカヒコは大声で言いました。
「オレはワカヒコではないっ!!」
「アイツ(ワカヒコ)とは生前に仲良くしていたんだ。そうだ、親友だった。」
「親友だったからこそ、こうやって弔いに来たのだ!!」
「それなのになんだ!?穢れた死人と間違えるとはっ!!」
(親友のことを穢れた死人…って・・・)
ワカヒコあらため、ニセヒコの怒りは収まりそうもありません。
よう
帰ってきたワカヒコ
~これまでのお話~~
オオクニヌシは中つ国を美しく賑やかに国に発展させました。それを見ていた高天原のアマテラスは息子のオシホミミに中つ国の統治を任せたいと考えました。そこでオオクニヌシの元にアメノホヒ、ワカヒコを送りましたが、アメノホヒは懐柔されワカヒコは(既婚の身でありながら)オオクニヌシの娘シタテルヒメと結婚し、中つ国に居ついてしまいました。次の使者としてキジの鳴女(ナキメ)を送りましたが、ワカヒコは弓矢でナキメを射殺してしまいました。アマテラスは「ワカヒコに邪心があればワカヒコに当たれ」と言って矢を中つ国へ投げ返すとワカヒコに命中し死んでしまいました。高天原に住むワカヒコファミリーとシタテルヒメは、力を合わせワカヒコの葬儀を進めました。
「クワックワックワッ」
「チュンチュンチュン」
「ピヨピヨピヨ」
「ケーン、ケン」
鳥の姿に仮装し、ワカヒコの魂を死の国へ送るパーティーセレモニーを続けるワカヒコファミリーとシタテルヒメ。
そこへ、誰かがやってきました。
「ごめんくださーい!!」
シタテルヒメは大きな声で答えました。
「はーい、今開けまーす!!」
シタテルヒメがドアに向かおうとすると、高天原のワカヒコ妻(ブルゾンの方)が言いました。
「あ、いいわよテルちゃん。私が開けるわ。」
そう言うと、高天原のワカヒコ妻はドアに近づき、
ガラッ!!
とドアを開けました。
「いらっしゃいませ、お待たせして・・・」
そこにいたのは・・・
「ワワワ・・・」
「ワカヒコ~、ワカヒコ~♪」
なんとそこにはワカヒコの姿がありました・・・・!?
よう
コスプレパーティー
~これまでのお話~~
オオクニヌシは中つ国を美しく賑やかに国に発展させました。それを見ていた高天原のアマテラスは息子のオシホミミに中つ国の統治を任せたいと考えました。そこでオオクニヌシの元にアメノホヒ、ワカヒコを送りましたが、アメノホヒは懐柔されワカヒコは(既婚の身でありながら)オオクニヌシの娘シタテルヒメと結婚し、中つ国に居ついてしまいました。次の使者としてキジの鳴女(ナキメ)を送りましたが、ワカヒコは弓矢でナキメを射殺してしまいました。アマテラスは「ワカヒコに邪心があればワカヒコに当たれ」と言って矢を中つ国へ投げ返すとワカヒコに命中し死んでしまいました。高天原に住むワカヒコファミリーはワカヒコの葬儀をおこなうため中つ国に向かい、ワカヒコの新しい妻シタテルヒメと面会しました。
中つ国のワカヒコの妻シタテルヒメと、高天原に置いてきぼりにされた…からやってきたワカヒコファミリーは、力を合わせワカヒコの葬儀をすすめることにしました。
まず、みんなでワカヒコの死を悲しみさめざめと泣きました。
次に、ワカヒコの遺体を安置する喪屋(もや)を作りました。
喪屋が完成すると、それぞれが鳥のコスプレをしました。
川翠(かわせみ)役が食事を作る係。
川雁(かわかり)役が食物を運ぶ係。
鷺(さぎ)役がほうきでササッと魂を清める係。
雀(すずめ)役が臼で米をつく係。
雉(きじ)役が泣いて悲しむ係。
古代、死者の魂は鳥によって死の国へ運ばれる(もしくは鳥になって死の国へ飛んでいく)と考えられていました。葬儀と鳥は切っても切れない関係にあったのです。
それぞれが決まった役を演じ、八日八夜(ようかやよ)に渡り、大宴会を開き大騒ぎをしました。
そこへ・・・
「ごめんくださ~い!!」
ん?誰かがやってきたようです。。。
よう
ワカヒコ妻劇場
~これまでのお話~~
美しく賑やかに発展した中つ国の統治を、高天原にいるアマテラスは息子のオシホミミに任せたいと考えました。そこで、中つ国へ使者としてアメノホヒ、ワカヒコを送りましたが、二人ともオオクニヌシに懐柔され中つ国に居ついてしまいました。次の使者としてキジの鳴女(ナキメ)が送りましたが、ワカヒコは弓矢でナキメを射殺してしまいました。その矢はアマテラスの元まで飛んできて、高天原は大騒ぎとなりました。アマテラスは「ワカヒコに邪心があればワカヒコに当たれ」と言って矢を中つ国へ投げ返すとワカヒコに命中し死んでしまいました。中つ国でのワカヒコの妻シタテルヒメは夫の死を悲しみました。その声は高天原に住むワカヒコファミリーの元まで届き、高天原のワカヒコファミリーは中つ国へ向かい、シタテルヒメに対面しました。
ワカヒコの死をきっかけに、高天原に住むワカヒコファミリーと対面することになったシタテルヒメ。結婚して8年。まさかワカヒコに家族がいるとは思いもよりませんでした。
シタテルヒメは混乱しながら言いました。
「ああ、もう、わたし…何が何だかわからないわ・・・」
「でも、でも・・・」
「やっぱりワカヒコ様をお慕いしているのです。」
すると、(高天原の)ワカヒコの妻が言いました。
「え?ワカヒコのことが忘れらない?」
「ふふっっ」
「ダメウーマン」
「じゃあ・・・質問です。」
「テルちゃん(シタテルヒメ)は、味のしなくなったスルメを・・・」
「いつまでもいつまでも噛み続けますかっ?」
「噛み続けないっ!!」
「新しいスルメ、噛みたくなぁ~い?」
「男はスルメと一緒。味がしなくなったら新しいスルメを食べればいい」
「だって、日本に神様どれだけいると思ってんの?」
「日本の神様」
800万!!
「そのうち男神は」
「400万!!と5000!!」
「ブログのアクセス」
少なっ!!
「さぁ、テルちゃん、今やるべきことに目を向けるのよ!!」
「作者だってブログのアクセスなんか気にせず頑張ってるのよ!!」
「あなたも勇気を出してアドレリアンになるの!!」
「今やるべきことは・・・」
「ワカヒコの葬儀よ!!」
よう